日本山岳ガイド協会のガイド認定筆記一次試験を受けに行っていた話
概要
東京での試験を受講、区分は自然ガイドステージI。
場所は四ツ谷駅前の主婦会館。
受験者数
登山I 20人
登山II 9人
自然I 8人
出題
試験は基礎知識、ガイド知識、専門知識(自然または登山)、安全知識、小論文の5項目。試験時間はそれぞれ50分ずつの合計250分。
感想
教本から大体でているとおもう。教本をちゃんと読み込むだけでほとんどの問題は解けるはず(しかしながら覚えていなくて解けないなあという感想です・・・)
試験問題は回収されるのでわからないのですが、あとでネットでググりつつ見直してたら結構間違ってるなと思いだめかもという気分になりました(悲)
基礎知識試験
天気の基礎知識(20点)、里山に関する問題(10点)、火山に関する問題(10点)、富士山の歴史と信仰に関する問題(20点)、スポーツ科学に関する問題(10点)、環境保護に関する問題(10点)、標高による植生分布に関する問題(10点)、山の地形に関する問題(10点)
植生分布はテキストそのまんまの穴埋め問題ですが、ハイマツぐらいしか覚えておらず解けず。
ガイド知識
ガイドの解説の仕方について○を10個から5つ選ぶ、ガイドをおこなううえでの心構え(テキストの穴埋め問題)、ガイドの関連法規、自然遺産・ツーリズム、ガイドに関する○✕問題 それぞれ各20点。
○✕問題はあきらかに○とか✕とかわかるものあったけどなんとも言えないのもそこそこあった気がする。「ガイドは自分の得意な内容を専門知識をもって深く説明する」みたいな問題があったけど果たして○なのだろうか?あんまり無駄に細かく説明してもしらけるから✕なのかな?とか思っていた・・・あとは表情がわかるように解説するときには顧客を順光で立ってもらうとか
まあでもめちゃくちゃ間違えまくってはないだろうから大丈夫とは思いたい。
専門知識
あんまり覚えていないですが色々と出題されました、全然わからなかったのは以下
針葉樹を10数個のうちから5個選ぶ問題
山にいる留鳥を10数個のうちから5個選ぶ問題
テキストには書いてあったとは思います
他の問題も含め、一番この試験が知識が問われていて難しかった。
安全知識
ロープの結び方の図が5個並んでてそれぞれの解説を選ぶ問題
毒のある生き物5つそれぞれについて解説を選ぶ問題
クローブヒッチとガースヒッチ、逆だったかもしんねえ…
小論文
ガイドになったらやりたいことを以下のキーワードから最低2つ使って書く。
800字以内。
「SDGs」、「コロナ禍」、「山のマナー」
それっぽい文章を頑張ってほぼ800字書いた。
単純にやりたいことを書いただけに近く、書いていていてそれやるためにガイドの資格いる?って気分になった。ガイドにならないとできないこと、ガイド資格を持っていることで信頼を担保してもらい、旅行業者などから仕事を斡旋してもらうことなのかなと思うのでそうであるならこのキーワードを絡めて書くのはちょっとむずかしい気はしなくもない。ガイド資格がなくてもガイドはできてしまうのであまり紐づけて考えるとこの資格の意味とはー…?という気持ちにならなくもない。ここのブログにも書いてあるとおりだと思いますが、ガイド資格というのはスタートラインにしかならないのでしょうね。
山岳ガイド・登山ガイドになりたいと思う方へ (yama-guide.com)
私はですが熱意を伝えるために、あんまりガイドである必要性を意識せずに登山という活動を通じて社会に貢献したいことみたいな内容を書いた。そもそもガイドになりたい理由というのが金銭を稼ぎたいというわけではなく、自己研鑽という意味合いが強いので…
具体的に何を書いたかは恥ずかしいので書きません!